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2011年 06月 20日
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by tetsu1948
| 2011-06-20 18:27
2011年 02月 18日
毎年春になると、鼻水、くしゃみ、目のかゆみといった不快な症状で悩まされる。花粉症の典型的な症状です。一般には「花粉症はアレルギー性疾患なので治らない」とされています。すなわち、免疫細胞(リンパ球などの白血球)の遺伝子に、特定の花粉に対するアレルギーが記録され、生涯その遺伝子の記録は変わらないという理屈です。しかし、血液検査で花粉に対するアレルギーが検出されても、花粉症にならない人は少なくありません。これは、遺伝子が花粉アレルギーの因子を持つことが、イコール花粉症ではないということを示しています。つまり、花粉症はアレルギー体質だけが原因ではなく、ほかの要因が重なって初めて起こるのです。では、その発症要因は何なのでしょうか。漢方医学では花粉症を引き起こす原因を複数考えています。むろん、どんな原因で花粉症が起こるのかによって、治療法も違ってきます。漢方では花粉症の原因は個々人で異なり、かつ複雑ではありますが、原因を正しく見極めることが治療のカギとなります。そして、漢方で原因そのものを克服しておけば、次のシーズンからは花粉症の症状はほとんど消失し、毎年抗アレルギー剤を飲むような必要はなくなります。
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by tetsu1948
| 2011-02-18 18:47
2011年 02月 18日
昨年の夏に、70代の老婦人が膝の激痛で歩くことも座ることもできないため、整形外科でMRIをとった。その結果、脛骨骨壊死と診断され手術を勧められた。壊死の範囲が狭い場合は、自然治癒することもありますが、多くの場合、骨切り術や人工膝関節単顆置換術といった手術が必要になります。この方は以前に漢方薬を服用したことがあり、是非漢方薬で治療したいと来院した。 伝統医学に基づいて詳細に診察したところ、この方は内臓、特に胃腸や骨格の水分が不足しており、その結果、内臓への血流が著しく少なくなっていた。 内臓に潤いを与え、血流を良くする生薬を中心に24種類を処方して煎じて飲んでもらった。 1ヶ月後には痛みはかなり軽くなった。 さらに2ヶ月後には痛みは疲れたとき感じるだけで、日常的には消失した。更に3ヶ月煎じ薬を処方し、痛みが無くなったことを確認して治療を終了した。その後2年たつが再発の兆候はない。特発性膝骨壊死は西洋医学では手術する以外には治療法はなく、治りにくい病気であるが、漢方医学的見地からすると治療はそれほど難しくはない病気である。西洋医学の難病は漢方医学にとっては必ずしも難病でないことが多々ある。
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by tetsu1948
| 2011-02-18 18:28
2010年 11月 15日
ある人は大腸の憩室からたびたび出血する。西洋医学では大腸憩室の治療法はない。実は仕事で韓国に数年間長期間出張していた時に辛い韓国料理を食べてお酒を毎日飲んでいた。このような場合、胃に熱が生ずる。胃の温度を測定すると37.7℃程度である。正常では胃の温度は37.2℃くらいである。胃の熱を長期間そのままにしておくと胃腸の壁が脱水傾向になり薄くペラペラになる。そこに、胃腸の内圧が高まると憩室ができる。お酒や香辛料などを摂取して刺激が加わると憩室炎を起こして出血する。治療は胃の熱を冷まして胃腸の壁に栄養を供給する漢方薬を組み合わせて服用する。この治療法を数ヶ月続けてみると、出血は止まった。
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by tetsu1948
| 2010-11-15 18:27
2010年 11月 08日
最近では犬や猫の病気にも漢方薬が使われる。 おもしろいことに、いろんな種類の漢方薬を煎じてお皿に入れておくと、動物たちは自分の病気に効く漢方薬を自ら選んで飲む。 効かない漢方薬には見向きもしない。 ところが人間は自分の病気に適した漢方薬を自分で選べない。 なぜか、 人間は大脳の発達により自分の考え(妄想)や思い(情念)が先行してしまい正しい判断ができなくなっているからであろう。 ヒトは生まれて以来親子関係や人間関係などで自我の思いこみや、恨み、怒り、恐怖、心配、不安、悲しみなどの情念(トラウマ)に支配されてしまい、その結果として頭の中は自己流の妄想でいっぱいになってしまい、いつも妄想というサングラスをかけているので、あらゆる事が色つきに見えるために現実を正確に認識できなくなっている。どの漢方薬を飲むと自分の体の異常が治って元気になるか分からない。 体の不調を認識する神経が自我の妄想やトラウマに抑圧されて鈍感になってしまったのである。この現象は女性よりも男性に顕著である。おもしろいことに、漢方薬で長期間治療したあとでは人間も自分に適した漢方薬が選別できるようになる。最初は漢方薬を苦くてまずいと思っていたが、自分にあった漢方薬を飲むと心身が快適に感じるようになる。このことは身体の病気のみでなく、漢方薬が心にあるそのヒト独特の妄想も治してしまうと考えられる。
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by tetsu1948
| 2010-11-08 18:13
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