脊髄小脳変性症と誤診された慢性心不全の漢方治療
|
カレンダー
タグ
漢方薬(49)
緑内障(17) 脊髄小脳変性症(16) 治療法(10) 漢方治療(7) ストレス(6) うつ病(5) 治癒(5) てんかん(5) システム医学(5) 多系統萎縮症(5) 膠原病(5) 関節リウマチ(5) ステロイドホルモン(4) パーキンソン病(4) 手術(4) 中国伝統医学(4) 脊柱管狭窄症(4) 高血圧(4) 視神経脊髄炎(3) 最新の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2024年 04月 11日
歩行雨障害、ふらつき、めまいなどで専門病院で脊髄小脳変性症と診断された患者が来院した。 当院で経験した22例の脊髄小脳変性症の処方で治療を試みたが、効果はなかった。詳しく問診したところ、軽い心不全の症状があることがわかった。心不全に対する漢方薬を投与したところ、一ヶ月後には歩行障害が改善した。おそらく心不全のために心臓から小脳への血液の供給が低下したため小脳の機能が低下し、歩行障害やふらつきを引き起こしたのであろう。心臓の機能を高める漢方処方で心拍出量が増加、小脳への血液の供給が増えて小脳の働きが改善されたと考えられる。 実際は小脳自体の病気ではなかった。
by tetsu1948
| 2024-04-11 18:56
|
ファン申請 |
||