周辺視野ではなく中心視野欠損型の緑内障の治療法
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日本人に多い正常眼圧緑内障(眼圧21以下)の原因の多くは胃腸虚弱(消化吸収力が弱い)に依ります。 また、心理的トラウマ、精神的ストレス、自律神経失調、血流障害、エネルギー代謝の低下、食生活の不摂生、過食、多量の飲酒、ひどい近視、低体温、冷え性、 低血圧、なども原因となります。 また、更年期の内分泌器官の機能低下(エストロゲン低下)とそれに伴う交感神経系の機能亢進などは緑内障を悪化させます。これらの原因が複数重なってしまうと、緑内障は進行します。約100万本の神経線維の束から徐々に線維が減っていくため、視野のうち、減った線維が担当していた部分が見えなくなり、最悪、緑内障により失明する。視野の欠損は通常は周辺視野から始まり徐々に中心部にまで及ぶ。 ところが、最近中心部の視野が欠損するケースが増加している。この場合、中心部の視神経の血液灌流が悪化していると考えられる。 従って、中心部の血液灌流を改善する漢方治療を行うことで中心視野を改善することができる。一般の緑内障とは使用する生薬の種類が異なる。