若年者と高齢者では緑内障の治療効果が異なる:胃腸虚弱が原因
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中国伝統医学による漢方生薬治療により緑内障による視神経障害は治療できる。 漢方生薬治療により視野狭窄は改善し、緑内障の進行はストップする。また、治療効果は若年者の急性緑内障と高齢者の慢性緑内障では異なるようである。 緑内障は複数の臓器異常が原因で発症します。臓器異常により視神経に栄養や酸素が届かなくなり視神経が脆弱になり、やがて死滅します。 各人、原因となる臓器の異常は異なります。急激に視野狭窄が進行し失明するような急性緑内障の原因は強い精神的ストレスが原因である場合が多い。 先日もハードな受験勉強のストレスで視野狭窄が急激に進行した受験生を立て続けて診療した。 このようなケースの場合は必ず胃腸の消化吸収力が低下している。 その結果として恒常的に視神経への栄養の供給が不足しており、血流減少による酸素の供給も不足している。 その結果、このような若年者の視神経は極めて脆弱な状態であり、精神的ストレスなど少しの負荷で短期間のうちに壊されてしまう。 これとは逆に長年かかって徐々に進行した高齢者の緑内障では視神経の破壊がゆっくりと引きおこされる。 実際、治療する場合、ゆっくりと進行した高齢者の緑内障は視野の改善の程度がより大きい。