胸痛発作、狭心症は胃腸が原因? 冠状動脈狭窄なし、ストレス性の場合も、漢方薬で治癒
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2010年 11月 08日
初老の男性が毎晩夜9時頃動悸,冷汗を伴う前胸部痛があり,某大学病院で心臓冠状動脈のカテーテル検査を行った。しかし冠状動脈造影では冠状動脈には狭窄もなく異常がなかった. 異型狭心症(原因不明の冠状動脈攣縮による狭心症など)であろうと診断された.冠状動脈を広げる薬などを処方されたが効果は無かった。毎晩、胸痛発作が起こるので困っていた。 伝統医学的診断を行い、胃腸の異常が原因であることがわかった。診断に基づいて胃腸に効く漢方薬を処方した。3週間後来院したが、毎晩あった胸痛発作は完全に消失した。その後4カ月漢方治療を続けたが一度も胸痛発作はなかった。治癒したとして漢方薬もやめたがその後再発していない。 西洋医学では心筋梗塞や狭心症は心臓の冠状動脈が狭窄する病気である。しかるに、冠状動脈に狭窄がない狭心症もある。 たとえばストレス性の冠状動脈の血流障害による狭心症である。 その場合は西洋医学によるカテーテル治療は無効である。 この場合西洋医学では治療法がないが漢方医学では有効な処方がある。西洋医学の常識はいつも正しいわけではない。 伝統医学的に狭心症は5〜6腫類の病態に分類され、それぞれに対応する処方が有効であるが、今回の狭心症は胃腸に原因があり、心臓の冠状動脈の病気ではなかった。
by tetsu1948
| 2010-11-08 17:34
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